43節対富山3-2逆転辛勝、中島が久々の逆転決勝ゴール

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2009年10月4日(日)13:00 ベガルタ仙台3-2カターレ富山 富山



ソアレス 平瀬
(永井)(中原)
梁     関口
            
千葉  富田     
     (中島)       
朴 渡辺 エリゼウ 菅井
        
サブは、萩原、一柳、永井、中原、中島。富山は石田、長谷川の2トップ。

ベガサポ600人が現地参戦とのこと。出場停止明けのソアレスがスタメン。
前半富山は引き気味。前半早々8分に、梁の久々先制で楽勝かと思われたが、29分、19試合ゴールのなかった富山の長谷川にコーナーからのサインプレーでうまくあわせられ同点とされる。

後半、決定機は作るものの決めきれないベガルタ。すると、後半32分、富山木本の突破を許し、最後は、またも長谷川に頭で逆転ゴールを奪われる予想外の苦戦モードに。残り15分。

しかし、2分後、コーナーキックのこぼれを渡辺広大が足で押し込んで同点とすると、6分後、交代出場したばかりの中島が、関口のパスに裏を抜けて、こちらは20試合ぶりのゴールで逆転。後はなんとかゲームをコントロール、勝ち点3を確保した。


前半。
強風。前半ベガルタは向かい風。開始早々、関口から富田、センタリングも、スローイン。さらにソアレスのセンタリングはクリアされる。2分、セカンドボールを拾って、ベガルタがボールキープ。富山まずは引き気味か。3分、富山ようやくボールを回すが、ゴールキックへ。ベガルタが細かくボールを回し、関口からソアレス、クリアされる。5分、富山のボールを梁と富田で奪う。今のところ、富山は前線からのプレスはあまりしていない。6分、ソアレスと菅井のワンツー、菅井のセンタリングは弾かれるが、こぼれもベガルタがつなぐ。

8分、富山がつなぐがパスミスをベガルタがカット。平瀬倒され、フリーキックをゲット。フリーキックは、短くつなぐ。富田から梁への戻し、さらに朴が左サイドで粘ってエリア侵入、左45度の富田がエンゼルパス、中央走りこんだ、梁の右足ダイレクト弾丸シュート、豪快に決まって1-0。梁は久々で今季14得点目。10分、今度は関口粘って、コーナーゲット。ショートコーナー、富田の放り込み、広大ファーで狙うがファール。12分、富山のフリーキック、センタリングも流れる。ここで関口スパイクはき直しでピッチ外、10人。13分、朴のロングボールにソアレス走りこむがもつれる。今度は富山が、ベガルタのエリア内にボールをいれるが、クリア。関口戻る。15分、朴は富山ゴール前でのプレス。しかしボールは奪えない。

17分、パスカット応酬。富山の縦パスはライン割る。ベガルタの圧力に富山はタッチに蹴りだすシーンが多い。19分、関口がロングシュート、キーパー。その後、富山がボールつなぎ、中央突進されるが、関口が戻って守備。さらに富山のロングスロー、広大クリア。関口が拾って、カウンター。関口からのパスに富田が持ち込んで、中央に切れこみ自分で左足シュート、バーの上。23分、菅井のロングボール、ソアレス落とすが、平瀬には合わず。富山が左サイドを上がり、朴に当て、スローイン。こぼれをつなぐ富山。富山がポストプレーから、長谷川が侵入、林と交錯、ボールが無人のゴールにころがるが、広大がクリア。DFと林の呼吸が一瞬ずれる。危ない。

27分、ソアレスにイエロー。28分、富山のセンタリング、裏取られるがオフサイド。29分、富山のコーナーキック。低いボール、長谷川に軽く合わされ、DFの股間を抜けるシュートで決められ同点。31分、千葉からサイドの平瀬へ。センタリング、中央間に合わず。富山のボールがつながり出す。長谷川キープから強引なシュートはキーパー。富山がプレスを強め、ベガルタのパスがカットされ始まる。関口のセンタリングをキーパー弾くところ、ダイレクトで千葉のシュート、枠外。37分、ベガルタが細かくつなぐ。最後は菅井のセンタリング、DFに当たり、コーナーゲット。こぼれも放り込むが、富山のカウンター。しかしドリブルのボールが流れる。40分、梁のパスに、左45度関口のシュート、弾かれるところ、ソアレスが詰めるがオフサイド。またセカンドボールを拾い出すベガルタ。

平瀬から千葉、最後ソアレスもDFと交錯。42分、細かくつなぐベガルタ。エリゼウがプレスされ林がクリア。富田にイエロー。その後、富山40mのフリーキック、追い風。流れる。44分、富山がルーズボールを拾い、つなぐ。木本、石田のセンタリング。長谷川つめるが、枠外。ロスタイムは2分間。朴のドリブルもカットされ、富山川崎のロングシュート、枠外。そのまま1-1同点で前半終了。

後半開始。
ベガルタは追い風。いきなりエリゼウ抜かれるが、広大カバー。その後、関口がエリア内侵入も囲まれる。スローイン、関口のヒール、裏の菅井フリーもオフサイド。スローインからソアレスのセンタリング、平瀬には通らず。5分、富山の裏へのパス、オフサイド。ここで突然、富山ゴールキーパーが交代。腹直筋か?関口から菅井へのパス、菅井ドリブルも足取られる。9分、梁の浮球パスにソアレスが走りこむがキーパー。富山がボール回す。富山のフリーキックはミスキック。その後、ベガルタ細かくつなぐが、菅井の足元入り過ぎ。ここでベンチでは、中原が準備。13分、平瀬のセンタリング、ソアレスの頭上通過。14分、朴のセンタリングがファーの富田へ。富田からソアレスの侵入も囲まれる。

15分、蹴り合い。富山のミドルシュート、バウンドして林キャッチ。また、富山のミドル、バウンドして林キャッチ。セカンドボールを富山が拾っている。17分、朴からのアーリー・クロスも平瀬届かず。18分、中々入れなかった中原が平瀬に代わり入る。ベガルタがゆっくりつなぐ。そして、ゴール前では、早くつなぐが、なかなかシュートまで行けず。20分、富山が両サイドを揺さぶって、シュート、林。ベガルタのカウンター、今度は梁のミドルシュート、キーパー弾くが詰められず。22分、ソアレスに代わり永井が入る。永井が右サイド、関口がFWか。

25分、千葉から梁、さらに朴のセンタリング、富田のシュート、DF。こぼれをさらに朴がセンタリング、ファーサイドで梁が胸トラップも、シュート打てず。今度は、富山のカウンター、木本シュートは広大ブロック。27分、ベガルタがボールを回す。28分、今度は富山が回す。菅井がボール奪われ、シュートまで行かれるが、林がキャッチ。逆に梁がボール奪って、朴へ、センタリング、ファーサイド関口に届かず。30分、富山がボール回す。ベガルタ右サイドで木本がエリゼウをかわして、えぐってのセンタリング、ファーサイド朴を振り切った長谷川に頭で合わせられ1-2とリード許す。しかし、33分、ベガルタがフリーキック。左45度、35m。梁のキックにファーサイド中原ヘッド、こぼれるところ、広大が胸トラップから右足ボレーシュート、決まって同点2-2。広大、足では初?で、2試合連続。36分、富田に代わり中島入る。今度は富山のフリーキック、千葉がクリア。カウンター、梁から永井。サイドチェンジは中原に通らず。

38分、左サイド中原が頭で落とし、中島から関口への浮球パス。関口がタイミングを図って、裏に走り出した中島へ、中島そのまま持ち込み、右足で飛び出したキーパーの脇に決めて3-2、逆転。入るなり決めた。20試合ぶり。39分、富山がベガルタ・ゴール正面やや左25mのフリーキック。木本のキックはバーの上。その後、中原ドリブル突破でフリーキックをゲット。ゴール正面やや右35mフリーキック。朴の左足シュートはワンバンでキーパー。富山のカウンター、菅井クリア。43分、関口倒されフリーキックをゲット。左45度35mのキック、千葉のすらしヘッドはキーパー。44分、関口また倒されフリーキックをゲット。富山のカウンター。菅井がファール受ける。ロスタイムは5分間。

ベガルタがボールつなぐ。富山のロングボールを蹴り返す展開。3分目、富山のロングスロー、密集、大きく蹴りだす。しかしまた放り込まれる。富山のコーナー。林のパンチング。3分目、ベガルタのスローイン。4分目、富山のコーナー。こぼれをセンタリングも梁がクリア。中島追いつけず。富山のロングスローをクリアしたところで、試合終了。中島が地元で仕事。だんだん失点は増えたが、富山にはいずれも3点取って3勝。


結局今季は、開幕2戦目で岡山にスコアレス・ドローだったものの、栃木、富山と昇格組3チームに8勝1分けと勝ち点を稼げた。これは進歩。一般論からいえば1-0の方が3-2より優るのかもしれないが、相手が昇格争いのライバルでない場合、総得点という意味では3-2も悪くない、とこじつけてみる。。。。ただ、守備の集中切れは常にチェックを。

シュート数:9-8、CK:2-3、FK:18-16 得点:梁勇基、渡辺広大、中島裕希  (富山)長谷川満2 警告:ソアレス、富田 (相手)足助、金明賀輝  主審:穴沢 努