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2008年 6月 21日(土)16:00 ベガルタ仙台3-1徳島ヴォルティス 鳴門大塚



中島 平瀬
(佐藤)(中原)
梁    関口
    
千葉  永井

田村 岡山 木谷 一柳
       (田ノ上)

サブは、萩原、田ノ上、富田、佐藤、中原。一柳が右サイドバックで先発。ドゥンビアの移籍、怪我人多発の徳島は、菅原、玉乃の2トップ。移籍したばかりのDF松本が先発。スクリーンを見ると、雨はふっていないものの、気温26度、湿度78%とかなり蒸し暑そうな鳴門。ベガサポのスタンドには「ガンバロウ、ミヤギ、イワテ」の文字が。試合前には、夫人が徳島出身という横綱白鵬から花束贈呈を受ける。

3対1なら快勝ではないか、勝ったらもっと喜べ、といういう声が聞こえてきそうだが、前半の動きを見る限り、今季最低の内容で、主力がごっそり抜けた徳島のガッツあるプレーに受身でミスを重ね、取られるべくして取られた先制点。「1対1で負けない、ボール際に厳しく、ラストパスを正確に」という、指示が全く実現されていない。走らない、プレスに行かない、弱いパス。挙句にキーパーとDFの連係ミス。これは、次ぎの試合に向けて、早急に原因をきっちりさせないと、また厳しいことになるだろう。それでも、後半逆転できたのは、交代で入った選手のアグレッシブなプレーだった。

前半。
前からプレスの出足は徳島の方がいい。2分、千葉がバックパスからもたついていると、プレスを受けてボールを奪われ、たちまちカウンターから徳島のコーナー。幸い今日の徳島にはフリーキッカーがいないので、セットプレーでは脅かされなかったのが幸い。3分、今度はベガルタがボールカットして、中島から関口と渡り、コーナーへ。5分、梁のミドルシュートはDFの壁。

前から菅原、玉乃がプレス、守備を固めて、裏へのロングボールに走りこむという、徳島のシンプルな攻撃に、脅えたようなベガルタの守備。輪をかけてマイボールで、少しプレスを受けるとたちまちパスミス。ベテランなのであえて書かせてもらうが、平瀬、千葉の相手へのプレゼントパスは、味方の帰陣の時間を奪い、相手のカウンターにつながる危ないプレーで、いずれも弱いパス。

9分、徳島の速攻に木谷が抜かれて、中央から玉乃にシュート打たれるが、林正面。その後も、徳島に守りを固められたベガルタは、中盤より前に有効なパスが出ず、シュートがほとんどない。逆にカウンターを辛うじてしのぐ展開。左に田村、右に一柳で守りを固めたはずが、時々フリーを作られる。それでも14分、徳島ゴール中央でフリーキックのチャンス。関口蹴るが、壁。19分、一柳のトラップが大きくボールカット、速攻につなげられれて、シュートされるが相手のミスで林キャッチ。一柳には伸びてもらわないと困るのだが。

20分、相手ゴール中央35mのフリーキック。壁。22分、徳島にひとりで持ち込まれ、シュートされるが、ミスで救われる。24分、右サイド上がった一柳から中島への縦パス、もう一歩。25分、左サイドを梁が走りこみ、ラインぎりぎりからのニアへ、キーパーはじくところ、中島詰めるがブロックされ、コーナー。しかしチャンスを活かせず。ようやくベガルタに流れが来るのだが、足元のパスが多く、スペースもつぶされて、遅攻が多くなる。28分、千葉がボールを奪われ、フリーになりかかるところ、木谷が追いかけてファールで止める。木谷にイエロー。これで思い切った守備ができなくなった。徳島がフリーキック、コーナーを攻めてくるが、いずれも相手ファールで終わる。

31分、久々、相手ボールカットから、永井がひとりでドリブルで持ち込む。しかしシュートのタイミングがずれてキーパーにブロックされる。コーナーをゲット。木谷がヘッドも打ち切れず。さらに、梁がえぐってのクロス、DFに当たってコーナー。しかしクリアされる。37分、引き気味の徳島に対して次々ロングボールで裏を狙うが、なかなかシュートまでいけない。こぼれを田村がシュートもブロックされる。ひとりが仕掛けても周りが動かず、単発の攻撃に終始し、決定機を作れない。

41分、今度は徳島が速攻。サイドからフリーでクロスを上げられるが、中央でクリア。そして43分、右サイドに張っていた菅原に、一瞬で、一柳、木谷がかわされ、反転シュートでゴールを決められた!しかしオフサイド。そしてロスタイム。簡単に縦1本を通されると、木谷と飛び出した林が交錯、がら空きになったゴールに押し込まれて、先制を許す。そのままリードされて終了。山形戦から続く、プレスに行かない、走らない、弱いパスの展開に暗澹たる気持ちになった。

後半。
ようやく攻めのスピードを上げるベガルタ。徳島で、プレスにうるさかった玉乃が負傷して動きが鈍くなったこともあった。5分、関口のクロスの低い弾道に、平瀬が頭で飛び込み、枠内も、キーパーの指先ファインセーブ、こぼれに梁が詰めるが、またもキーパー。調子に乗せてしまったか。8分、コーナからのこぼれを回すが、シュート打てず。ここでイエロー1枚貰っているCBの木谷を下げ、左サイドバックに田ノ上を入れる。センターバックに一柳が回り、田村が得意の右サイドに。これが攻撃を活性化させた。田ノ上がしばしば攻撃参加。

13分、関口のパスに、なぜか相手ゴール左45度にいた田村がミドルシュート、枠内も、またもキーパーのファインセーブでバーをかすめる。しかし、コーナーゲット。この右コーナーから、梁のキックに岡山が中央からフリーで体を投げ出し、頭で飛び込んで、同点。厳しい形相で、まだ同点と鼓舞する岡山。直後、前がかりの徳島がコーナーゲット。しかし、今日の徳島にはキッカーがいない。逆にベガルタが縦につないで、コーナーをゲット。こぼれを平瀬がシュートもオフサイド。

さらに攻め込むベガルタ。関口が右サイドをえぐって、エリア内フリーの中島へ、角度は浅いが至近距離フリー、攻めろ中島。でも打たない。中央へ折り返すが、梁も囲まれて打てず。16分、その中島に変えて佐藤が入り右サイドへ。右にいた関口が前目に上がる。佐藤がDFをサイドに引き出す。18分、田ノ上のクロスに平瀬がヘッド、枠外。出足が止まってきた徳島に対し、サイドも使った攻撃でベガルタが攻勢。そして、30分には、エリア内まで侵入した田ノ上が、大きな切り返しでDFをかわすとクロス、こぼれ球を関口がダイビングヘッドで押し込んで、2点目逆転。

後半は、相手のカウンターにも人数をかけてプレス、抜かれても遅れさせていたが、32分、不用意なバックパスから相手コーナーにしてしまう。さらにクリア時に、ゴール中央30mのフリーキックを与えるが、危ないシュートもなく助かる。35分、平瀬に代わり中原入る。キーパーなどにチャージに行く中原。ただ攻撃では、もうひとつキープできず。しかし、39分、関口からの縦パスにDFの間を走りこんだ中原がミドルシュート、これがポストに当たり、弾くかれるところを佐藤が左足インサイドでゴール隅に決め、とどめの3点目。

 その後の徳島の反撃も、2点差から時間を使うプレーができ、カウンターで攻められても、梁らが戻って守備。そのまま逃げ切った。


3点とも、起点は、ゴールに向かってのプレーや、一発で決まらなくてもシュートから得点につなげた。積極的姿勢が出て初めて何事か起こる。苦しんで逆転したこの試合から、気持ちを動きに変えて前へ前へ、ボールに相手よりも先に詰める姿勢を取り戻してほしい。相手の主力がごっそりいないこの試合は、まだ、徳俵。相手のミスに救われたところもある。水曜のホーム熊本戦は、アグレッシブに攻守ともプレーしてほしい。

最後に中島の事に触れざるを得ない。ゴールできなくても、裏への出足のいい走り、しつこい前からプレスが彼の特徴だが、このところそれが消えてしまっている。体調なのか、精神的なものなのか。このまま無理にスタメンで使い続けても、チームも本人もバランスを崩すだけだろう。試合を少し離れて調整させ、練習試合やサテライトで得点感覚を呼び覚ましてから起用しても遅くないだろう。他のFW選手にもチャンスを与えるべきだと思う。誰かと心中はいけない。チームも選手も生き残ることを考えたい。

そして、この試合の後半のように、中島前提の4-4-2より、中原か平瀬をワントップ気味、関口、梁、佐藤を並べる4-2-3-1風の方が、攻撃力だけでなく、各人の守備の分担もはっきりして、選手の持ち味が出るような気がする。

シュート数:11-10、CK:8-7、FK:18-10 得点:岡山一成、関口訓充、佐藤由紀彦 (徳島)菅原  警告:木谷、田村 (相手)なし 主審:北村央春

(2008年6月21日 21:30) | トラックバック(0) | | 2008J2|
2008年 6月 15日(日)16:00 ベガルタ仙台0-3モンテディオ山形 NDスタ



中島 平瀬
    (中原)
梁     関口
   
千葉  永井
     (佐藤)
田ノ上 岡山 木谷 田村
(富田)

サブは、萩原、渡辺、富田、佐藤、中原。山形は長谷川、北村の2トップに、財前、小原が先発。
岩手・宮城地震の犠牲者の方に哀悼の意を表して、両チームの選手が喪章をつけての試合。

いいところなく、完敗。残念ながら、押さえこまれるだけで、天童までかけつけた数千人のサポと、県民に勇気を与える内容ではなかった。前節も勝利しながら、パススピードの緩さが気になっていたが、プレスが早い相手となり、中3日で出足が鈍ると、得意のサイドからの崩しができなかった。

スピードを期待されていた中島が、相手の石川らに執拗にプレスに行くのかを思われたが、中央で張っている時間が長く、キレもいまいち。選手交代も遅れ勝ちと、負けるときは、こういうものか。決定機が少ない完敗なので、ここからまた出直すしかない。今度はこちらが臥薪嘗胆の番である。

試合は、開始早々、田村がフリーで右サイドを駆け上がり、DFをひとりかわしてキーパーと1対1、左足のシュートは、キーパーのファインセーブに阻まれる。長い距離をゴール前までいったので、もったいなかった。しかし、その後は山形石川のロングボールにラインを下げさせられ、サイドチェンジを織り込まれると、サイドは上がれず守備に追われる時間が続く。それでも、サイドから再三上げられても、中央では集中してクリアしてしのいでいた。

18分、山形にスローインから左コーナー付近で2対1を作られると、逆サイドに飛び込んできた、宮沢にどんぴしゃで頭で合わされ、先制許す。その後はベガルタも中盤でつなぎ、ゴール遠目のフリーキック、コーナーのチャンスを得るのだが、早いキックや鋭いカーブのキックがなくて、なかなか味方にヒットしない。逆にこぼれをカウンターから、大きなサイドチェンジで展開されて、危ない場面も作られる。が、中を固めてなんとかしのぐ。前半は1点リードされて終了。

後半。
ベガルタが風上になると、長いボールを織り交ぜながら、押し込んでいく。
開始早々、中島がえぐってコーナーゲット。しかしキーパーキャッチ。4分にも中央で囲まれガなら、中島が反転シュートするが、キーパー。ボールへの寄せ早い山形に、ベガルタは押し込んではいるが、最後のところで、振り切れない。それではと15分、平瀬のグランダー、ロングシュート、枠内もキーパー。

決定機を作れないでいると、山形にサイドを押し込まれ至近距離のシュート、林の好セーブで弾いたり、バーに救われていたが、20分、山形にコーナーから中央にフリーの選手を作ってしまい、2点を許す。反撃したいがあまり、守備に戻っていない選手がいた。23分、永井に代わり、佐藤を投入。ワンボランチ、梁をトップ下とする。中島にイエロー。しかし、攻め込んでも味方同士が緩いパス、サイドを上がるスピードは最早なく、前4人だけの攻撃となる。しかも、楔のボールを囲まれて奪われる場面が多くなる。

28分、平瀬に代わり中原、田ノ上に代わり富田を入れる、3バック気味に。しかし、なかなかシュートまでいけない。時折、山形がボールキープに入る。33分、田村にイエロー。37分、関口の左からのクロスに中央で中島が頭ですらすが枠外。37分、梁が相手DFをゴールライン際からプレスして、コーナーゲット。佐藤のキックの岡山合わせるが、DFに弾かれる。

次第に焦るベガルタは、山形のうまいボール運びに焦り、ファールで止めて時間を使われてしまう。そしてロスタイム、前がかりの裏を一気につかれて、1-3のような状況となり、とどめの3点目を入れられて、ジ・エンド。これはやむを得ないが。残りわずかな時間で、最後の反撃、中央から浮きだまを田村がシュートするも弱く、キーパーに抑えられて、試合終了。内容的にも完敗。

山形の落ち着いたプレーばかりが目立った。前目のプレスをしてくるチームに対する対処、セットプレーでの2列目の人間に対するマーク、そして劣勢の時の交代のタイミングと、第1クールの悪い時の課題がぶり返してきた。緩いパスでのみ行うつなぎのサッカーは危険である。ただ、田村の攻撃でのチャレンジは良かったと思う。チャレンジしての失敗があってこそ、次ぎの成功につながるはず。

この悔しさを忘れず、課題をひとつひとつつぶして、次ぎのダービーでは勝ち点3を奪い返す。それだけである。

シュート数:13-16、CK:8-6、FK:18-17 得点:(山形)宮沢、石井、長谷川  警告:中島、田村、富田、中原 (相手) 主審:穴沢 努



 

(2008年6月15日 18:55) | トラックバック(0) | | 2008J2|
2008年 6月 11日(水)19:00 ベガルタ仙台2-0横浜FC ユアスタ仙台



中原 平瀬
(西山)
梁     関口
    
千葉  永井
    (富田) 
田ノ上 岡山 木谷 田村
(飛弾)

ベガルタは中原が先発。サブは萩原、富田、佐藤、飛弾、西山。中島がメンバーからはずれた。横浜FCは、アンデルソン、チョヨンチョルの2トップに三浦アツがスタメン。三浦知はベンチスタート。中田洋介は帯同していない。

日中の仙台は梅雨前で7月並の暑さ。しかし陽が傾くとひんやりした風が蒸し暑さを和らげる。午後7時、薄暮の中でキックオフ。ハーフチケットや学割開始もあってか、平日の割りには12,815人と多少盛り返す。横浜FCサポも50人以上来ていたか。

前半は休養十分のベガルタのペース。
中2日で動きが重く、パスミスを繰り返す相手に対し、守備ではアンデルソンらを人数をかけて囲み、仕事をさせない。攻撃では、慌てずにボールを動かし、ポジションチェンジや、両サイドバックの上がりと、永井の攻撃参加で相手の守備陣に的をしぼらせず、チャンスを作る。

開始早々、スローインから田村がクロス、ファーサイドの中原も、もう一歩。3分、中原左サイド裏を抜けかかかり、強引にシュートもDFに寄せられ、バーの上。5分、左サイドから関口、梁とつなぎ、最後は田ノ上のクロスも、中原にはもう一歩。その後、一進一退。横浜FCにイージーなパスミスが出始め、ほとんど攻撃が中途半端で終わる。当然ベガルタにはチャンスなのだが、お付き合いで、足を止めてのだらだら展開で、なかなか突破口が開かない。10分、ようやく平瀬が相手エリア内に侵入そのままシュートしようとするが、DFに阻まれる。

15分、田村が自陣でアンデルソンと交錯、あご出血。ピッチ外に出る。そこで、林がエリア外にボールを止めて、しばし時間を稼ぐ。エリア外で何分キープしようが、遅延行為ではない。この間の相手の攻撃をしのぎ、20分、カウンターから平瀬に当てようとするが、もう一歩。23分、平瀬のポストプレーから、右サイドでボールつなぎ、最後は中央にフリーで切れ込んだ永井のミドルシュート、枠外。24分、林のゴールキックを中原が頭で落とし、関口の縦のスルーパスに、左サイドから裏に走りこんだ平瀬がDFをかわしてキーパーと1対1、左足グラウンダーでファーサイド隅ギリギリに決め、先制。これはFWらしい得点。

26分、さらに右サイド田村が上がって、梁から永井へ、永井がまたも中央フリーでシュートも、キーパーのセーブに阻まれ、コーナーをゲット。しかしシュートできず、カウンターから今度は横浜FCのコーナー。これはクリア。30分、田村のロングボールに平瀬が走りこむが、つながらず。
33分、横浜FCに左右に振られピンチ、最後は中央からミドルシュート打たれるが枠外。さらに、フリーキック、コーナーと三浦アツにチャンスを与えてしまうが、ここはマークを切らさず、シュートさせない。その後は、互いにパスの精度を欠き、シュートまで中々いけない展開。1点リードして前半終了。

後半。
横浜FCが頭から三浦知、難波を入れ、パススピードを上げて、反撃。ベガルは受身になって、カウンター狙いのような感じになる。しかし、ボールカットしてもいまいちボールが収まらず、すぐに横浜FCに取り返されてしまう。ただ、横浜FCの連動もいまいち、三浦アツのキックが珍しく精度を欠いて守りやすい。2分、相手ゴールやや左35mでフリーキックのチャンス。これはクリアされる。5分、今度は横浜FCがベガルタゴール左40mのフリーキック。三浦アツのキックのこぼれをミドルシュートされるが、DF弾いてコーナー。こぼれは梁がクリアしてしのぐ。

10分、久々がベガルタがボールを持つと関口が遠めからのシュート枠外。さらに、13分、関口と中原のワンツーから中原がロングシュートを打つが、わずかにバーの上。今日の中原は林のゴールキックをほとんど競り勝って頭で落とし、味方の攻撃につなげるプレーがあったが、相手との接触で長く倒れている時間が多く、攻撃では見せ場が少なかった。14分、中原に代え、西山が入る。西山、果敢にドリブル突破を図るが、弾き飛ばされたところをファールを取ってもらえず。

その後、互いに縦パスをカットして反攻の応酬。しかし、お互いにシュートまで持っていけない。前がかりりの横浜FCがセカンドボールを拾って回すが、ラストパス精度がいまいち。次第に個人技に頼る展開に。すると21分、千葉が相手ボールをカットし、左サイドの梁に展開。スピードを上げて走りこんだ梁がえぐって、折り返すと、中央で平瀬がおとり、ファーサイドでフリーで上がっていた田村が、落ち着いて頭でたたきつけて、2点目。田村は今季初得点。相手の裏をつくいい得点。梁は今日も攻守に運動量豊富。終盤までトップスピードで走り回った。

23分、横浜FCがベガルタの右サイドを上がり、シュート性のクロス、ベガルタDF陣が二人空振りして、あわや。往復を繰り返した永井、田村に疲れが見える。2点リードされた横浜FCは、スピードを上げてくるが、疲れなのかところどころでパスミス。30分、永井に代え富田が入る。31分、ベガルタのパスミスをつかれ、中央からフリーでミドルシュート打たれるが、バーの上。さらにカズにエリア内にひとりで持ち込まれるが、サイドに追いやって、シュートは打たれたが、ニアを締めた林が抑える。

33分にも、横浜FCにボールを回され、ミドルシュート打たれるが、バーの上。36分、ゴールキックで林にイエロー。遅延というほどでもなかったように思えるが。。。37分、ベガルタ左サイドを突かれ、角度ないところながら強烈シュートされるが、これまた林が好セーブ。40分、打撲の田ノ上に代わり、飛弾が入る。田村が左サイドに回り、右サイドバックに富田、飛弾はボランチか。

その後、攻め疲れの相手に対し、ボールカットから西山らがドリブルで強引に突破を図り、倒されるが、どうしてもファールを取ってもらえない。飛弾は平瀬とボール交換など、時間を使う。しかしロスタイムは4分。もう一点欲しいところだが、崩しきれない。西山ももう少しタメが作れればいいのだが。さらなるアグレッシブなプレーに期待したい。後半は、横浜FCにボールキープされる時間が続いたが、最後のところで集中を切らさず、久々に完封勝利。

試合後はピッチ中央で選手全員が円陣。良く分からなかったが、どうやら怪我で欠場の菅井の25番シャツを全員が着ていたらしい。「劇場」のあと、スタンドからも菅井コールがあって、松山千春風の菅井を盛り上げて、気持ちよく帰途へ。


正直、今日の横浜FCは、出来があまりにも悪かったので、失礼ながら「ボーナスゲーム」の感もある。もちろん、こういう時にしっかり勝ち点3を取れたという点では、非常に良かった。
守備では、無理につながず、簡単にクリアしたり、数的優位を素早く作って、シュートコースを狭める連係がうまくいっていたし、修正がまずまずできていた。ただ、攻撃では、マイボールの時、ところどころ相手に合わせて、足を止めてだらだら進めていた時間帯もあった。あと1-2点は取れた。次の山形戦に向けて、修正も怠り無きようにして頂きたい。もうひとつ勝つために。

シュート数:10-11、CK:3-5、FK:12-8  (得点)平瀬智行、田村直也   (警告)林 (主審)扇谷健司

(2008年6月12日 01:06) | トラックバック(0) | | 2008J2|
2008年 5月 31日(土)14:00 ベガルタ仙台2-2湘南ベルマーレ ユアスタ仙台



田中  平瀬
(中島)(中原)
梁     関口
    
千葉  永井

田ノ上 岡山 木谷 田村
(佐藤)

サブは、萩原、富田、佐藤、中島、中原。湘南は石原、原の2トップ。DFは臼井、田村、斉藤、三田。

朝からの激しい雨が少し弱ったとはいえ、断続的に雨が降りしきるユアスタ。照明点灯。気温も低い。10,873人。今日はマッチ・コミッショナーのほかに審判アセッターという聞き慣れない人も来ていたようだ。新制度?スタンドには森保氏も。
試合開始前1時間のまばらなスタジアムで宮内さんが、仮面ライダーBlackの歌詞をもじって「ピッチのヒーローは誰だ」と熱唱してくれた。ヒーローというより、勝つための決断力がほしい。

立ち上がりから、素早い球回しで、優位にたったベガルタ。5分、左サイド奥で平瀬が反転してシュートするもヒットせず枠外。7分、平瀬の落としから、上がった田村がダイレクトのクロス、しかしファーで合わせきれず。しかし、これでコーナーをゲット。梁の左コーナーキックに、千葉がフリーで頭で合わせるがキーパーに反応される。しかし、こぼれたところに田中が飛び込み右足で押し込んで先制ゴール。今季初スタメンで早速ゴール。ごっつぁんとはいえ、素早い反応で結果を出した。これまで、ベガルタのセットプレーで、相手キーパー前に立ちはだかって、視野を狭める選手がいなかったが、田中がその位置に入っていた。

さらに、ベガルタが攻勢。田ノ上の上がりから、エリア内侵入えぐってクロス、平瀬のヘッドはDF。さらに、田中が中央をドリブルで走りこみ、倒され中央35mのフリーキック。田村が蹴るが壁。相手カウンターをしのいで、永井のロングボールに田中が走りこみ、コーナー得る。と怒涛の攻撃。そして10分、この左コーナー、梁のキックに千葉が合わせ、DFのクリアボールを、中央でフリーでつめていた木谷が、左足インサイドで決め2点目。木谷も今季初ゴール

今季初10分で、2点をリード、選手の動きも良く、最近の悪い流れを断ち切ったかに思えたベガルタ。
だが、湘南のカウンターのスピードに次第に裏を取られるようになる。一進一退。2点で安心したわけでもないのだろうが、ボールへの出足が鈍くなり、受身に回る。シュートより、パス回しに時間をかける。19分、湘南に裏を取られ、一人でかわされると、エリア内で後追いの永井が石原?を倒しPK献上。アジエルに決められて2-1。早い時間で返したことで、DFがばたばたしていた湘南に落ち着きが出てしまった。

点を取られて、ようやくベガルタも攻めの姿勢を復活させるが、その後も相手ゴールエリア付近で細かくボールをつなぐところまではいくのだが、シュートまで手数をかけているうちにエリア内に5人6人と湘南の選手に固められて、決定機が作れない。それではとロングボールを岡山らが蹴りこむのだが、なかなかつながらない。湘南は原が裏に走りこんで岡山と競走したり、時折雨のピッチを考えたグランダーのミドルを打ってくるが、枠内はとらえられない。32分、ベガルタがゴールから40mのフリーキックのチャンス、関口のキックからコーナーをゲットするが、弾かれる。36分には、湘南エリア横からのフリーキックのチャンス。しかし、こぼれを拾われて、湘南のカウンターとなるが、なんとか遅らせ、シュートは林キャッチ。

40分にも、相手エリア近くでの壁パスから梁がシュートするも、DFに阻まれる。最近、どのチームもそうだが、湘南も梁、関口に対しては人数をかけて囲み、動ける範囲を限定してくる。それでも前半は2-1で終了。3点目を取りさえすれば、ゲームは決まられると思っていたが。。。


後半。
10分まではベガルタも攻めた。開始早々、スローインから田村が上げて、田中のヘッド、ヒットせず。2分、湘南が中央からのミドル、林の正面。4分、ベガルタがボールを回し、最後は梁のシュートもふかす。さらに永井と関口のワンツーら梁がエリア内に入るが、キーパー。田中のポストプレーに梁が中央からドリブルと攻めるが、またキーパー。中央から攻めいるが、カウンター警戒からかサイドからの崩しが少なくなる。

湘南は、相変わらず、サイドを抜けてのカウンターで、しばしばベガルタエリアを脅かす。10分、湘南がエリア付近までボールをキープ、ベガルタゴール左前で木谷と千葉がお見合い、木谷が横にボールを持ったまたゴール中央に移動、そのボールを奪われて、石原にゴール隅に決められ同点。石原、熊本の高橋、共にボールを奪ってからシュートまでが早い。これが決定率の差に出てくるのでは。15分アジエルのミドルシュート、枠外。19分、ベガルタのチャンス、田ノ上、フリーだがパスを選択、他の選手はシュートが打てない。20分、ベガルタがカウンター、サイドチャンジから、田村がフリーで上がり、絶妙のクロスを中央へ、平瀬がゴール正面フリーでヘッド、たたきつけるが、これがバーを越える。これが後半最大の決定機。前節もゴール正面で、はずすのが難しいフリーのヘッドをはずしている。決めてほしい。

22分、田中に代え中島入る。後半途中から田中の運動量が落ちた。平瀬ともポジションがかぶりだした。その辺を改善してスタメンを不動のものとしてほしい。さて、ここで思わぬ敵失が。24分過ぎに湘南の阿部がファールで一発退場、さらに田村が2枚目で退場と、湘南が残り20分で9人となる棚ボタのビッグチャンス。前半から、後ろからの危険なファール、ひじ打ち、ひっぱりを繰り返していた湘南の自滅か、と思われたが。。。

しかし、ベガルタも疲れたのか、パススピードが遅い。そうしていると、アジエルらの執拗なプレスに、ボールキープもおぼつかず。エリア内につっかける選手が少なく、田ノ上のロングシュート2本打つが、枠外。ボールがなかなか前に運べない。33分過ぎに、平瀬に代え中原をいれる。34分、コーナーから木谷がフリーでヘッド、しかし、エリア内で別の選手がファール。37分には、田ノ上に代え佐藤を入れ3バックとして、攻撃陣を増やす。右サイドの佐藤を走らせて、何本がクロスを入れるが、そればかりで、単調。中央でがっちりと守備を固められると、シュートすらなかなか打てない状況。コーナーを何本かとっても、焦りからか中央でしっかりと打てない。

40分、佐藤がえぐってクロスに、フリーで中原と中島?がチャンス、しかし共にオーバーヘッドでかぶり、チャンスに打ちきれず。ロスタイム4分。しかし、湘南の前からプレスに、思うようにパスが回せない。さらに、相手キーパーの、ゴールキックをすべてタッチに蹴り出す、徹底した時間使いにもリズムを崩されて、そのままドロー。相手9人で20分あっても、有効な決定機が少なかった。


守備の見直しは急務。ラインの裏を狙ってくる相手に対し、カバーリングの徹底や、サイド攻撃をしかけた後の戻りのチェック。攻撃では、形というより、パスのためのパスに陥っている点。相手ゴール近くで、第一にパスの相手を探すのではなく、自分がまずダイレクトにシュートできないかを考える、そういうアグレッシブさが足らないような気がする。

これまでにないいい点として、セットプレーでニアに田中が入ってチャンスが作れた。田村は右サイドの方が攻撃力が増す。そういう収穫はあった。が、ホームでミスからの同点、2人の数的優位も生かせなかった。残念ながら負けに等しい試合といわざるをえない。雨の中集まった1万人は、ドローとは言っても、とぼとぼと帰るしかない試合だった。

サッカーはミスのあるスポーツ。相手のミスを逃さずチャンスにつなげ、自分達のミスは減らし、カバーしあう。どんな名選手でも一試合まったくノーミスで通すことは難しい。ミスしないことが一番だが、相手もあることで、逃れられないこともある。
ただ、たとえミスがあっても、それを引きずらず、次ぎのプレーに集中する術、取り返す気迫、これは自分自身で培っていけることなのでは。そこを超えていかないと。もう一度、これまでの厳しい練習の日々を思い起こして、強い気持ちでプレーしてほしい。


1節休んで11日にホームのナイターで横浜FC戦。何度でもチャレンジ。勝利に対する拘り、貪欲なゴールへの姿勢をもう一度見せてほしい。

シュート数:21-7、CK:7-1、FK:18-11  得点:田中康平、木谷公亮 (湘南)アジエル、石原  警告:永井  (相手)臼井、田村2=退場、永田、坂本、阿部吉朗=退場、アジエル (主審)早川一行

(2008年5月31日 17:06) | トラックバック(0) | | 2008J2|

2008年 5月 25日(日)13:00 ベガルタ仙台0-2アビスパ福岡 レベスタ



平瀬  中島
     (富田)
梁     関口
    
千葉  永井
     (佐藤)
磯崎 岡山 木谷 田村
          (中原)

サブは、萩原、細川、富田、佐藤、中原。警告累積で出場停止に菅井に代わり磯崎が入り左サイド、田村は右サイドへ。福岡は3バック、大久保のワントップにタレイが先発。黒部がベンチ。本日経過のみです。

試合開始。福岡サポは応援無しの模様。福岡3バックに、布部がスイーパー。いきなり田村のバックパス奪われ、永井がファールで止める。福岡のリスタートから、田中に裏取られループ打たれるが枠外。3分、福岡のセンタリング、ライン切る。5分、ベガルタがコーナーのチャンス。こぼれをつなぐ。シュートまでいけず。6分、永井から平瀬への浮球パスはオフサイド。福岡はロングボール中心もつながらない。9分、ベガルタが細かくつなぐが前につながらない。12分、福岡田中のセンタリングは林。

13分、福岡のサイドチェンジ、岡山がかわされ、大久保1対1のシュートも林セーブ。15分、福岡がゆっくり回す。またもサイドチェンジからセンタリング、タッチきる。磯崎から関口スルー、そのままキーパー。18分、永井のスルーパスから平瀬、梁とつなぐが打ちきれず。20分、カウンター、梁のドリブルから中島のシュート、弾かれる。その後の攻撃で平瀬がオフサイド。22分、福岡がボールキープ、木谷がクリア、今度はベガルタが回す。しかしボール奪われ、福岡中島センタリング、林。福岡がキープ。山形のセンタリングに大久保のヘッド、林の正面。

24分、ベガルタ攻めるが、布部にカットされる。26分、永井と平瀬のワンツーから関口のミドルシュート、枠外。28分、関口のクロスに中島走りこむがオフサイド。29分、福岡のフィード、工藤の侵入。大久保には千葉が詰める。最後、福岡のセンタリングはライン割る。30分、磯崎のセンタリングからコーナーのチャンス。ニアで千葉すらし、こぼれを田村のボレー、枠外。33分、永井の縦のドリブル突破、倒され、PKゲット。福岡山形にイエロー。キッカーは中島。ヒットせず。キーパー止める。福岡の反攻、永井にイエロー。ゴール正面やや右25m福岡のフリーキック。直接も林セーブ。

37分、ベガルタがゆっくりボール回す。平瀬にイエロー。38分、福岡のスルーパスもオフサイド。福岡田中のサイドからのシュートは林の正面。42分、福岡大久保がヘッドで落とすが林キャッチ。ベガルタなかなか攻撃がつながらない。遠めのフリーキックから、田村のロングボール、平瀬のヘッド、枠外。44分、スローインから関口倒され、エリア左横のフリーキック。クリアされる。ロスタイム2分。関口のボールに残っていた岡山競って、ファールを受け、左45度、30mのフリーキック。梁が直接狙うがバーの上。スコアレスで前半終了。

後半。
1分、ベガルタがフリーキック。右45度35m。平瀬のセンタリング。福岡のカウンター。回されるが、大久保のクロスに田中のシュートは枠外。福岡の左中島、右田中がうるさく攻撃。ベガルタはパスミスが多い。ようやくベガルタ3分、関口の縦の突破からのセンタリングはゴールライン割る。6分、大久保のポストに田中が切れ込んでシュート、枠外。福岡の速攻続くが、磯崎がヘッドでクリア。田村が上がってセンタリング、スローイン。9分、さらに永井が侵入でコーナーゲット。木谷の折り返し、田村のシュート、DFに当たってまたコーナー。シュート打てず。10分、ベガルタがボールつなぐ。関口がひとり抜いてミドルシュート、コーナー。磯崎の折り返しに平瀬のシュートはキーパー。福岡カウンター。

今度はベガルタが岡山の縦1本からカウンター、関口、が突破、最後は梁のループはキーパー。12分、中島に代わり富田が入る。富田がボランチ。関口がFW永井が前目に。14分、ベガルタのフリーキックから福岡がカウンター。ルーズボールは林がキャッチ。田中のクロスに大久保のヘッドは林パンチ。15分、さらにシュート打たれるが、木谷がクリアで福岡のコーナーに。林キャッチできず、こぼれ球を押し込まれ先制許す。17分、相手ボールカット、梁から平瀬、さらに永井、頭で折り返し、最後は平瀬が飛び込むが、はずす。19分、スローインから磯崎が入り込んで、上げて、田村のオーバーヘッド。バーの上。20分、横パスのボール奪われ、フリーの大久保にヘッドで狙われるがバーの上、助かる。

25分、山形が連続攻撃。福岡トップ下鈴木に代え、センターバック、ルダンを入れる。28分、平瀬から永井へのパス通らず。30分、福岡のコーナー。福岡の手拍子の応援復活。またコーナー。キッカーはルダン。ベガルタボールがつながらない。中盤でセカンドボールを拾われる。34分、田村を下げて中原を入れる。35分、福岡がベガルタ左サイドをつくが、磯崎なんとかタッチへ。さらに福岡がコーナー。柳楽のヘッド、ゴール横にそれる。36分、福岡のカウンター、縦1本から簡単に大久保へ、岡山かわされて2点目決められる。

37分、岡山が持ちこみ、中原の頭に合わせようとするが、オフサイド。40分、福岡が依然ボールキープ。時間をつかいはじめる。関口が突破から侵入、センタリングはコーナーへ。関口のキック、またコーナー。今度は梁のキック、こぼれを関口、永井のシュートも決まらず、ゴールキックへ。42分、永井に代え佐藤入る。ベガルタのパワープレー。しかし平瀬がオフサイド。福岡がロングボールで蹴りだす。ベガルタもロングボール蹴りこむがつながらない。シュートが打てず。そのまま試合終了。いいところなく完封負け。


ラジオで聞く限り、福岡の気迫に押され、ミスを重ね、いいところなく敗戦。監督問題に揺れる福岡に大きな「塩」を送った格好。中島のPK失敗も痛いが、新しいメンバーが入ったところで、采配も相手監督を上回るの奇手連発で、混乱を深めたように思われる。疲労度が高くビハインドで選手が焦っているときに、やりなれないことをやっても、なかなかうまくいかない。ただ、夏場のサイドの消耗度を考えると、今後、3バックも選択肢としてはあるのかと思う。もちろん十分準備しての話だが。

悔しい敗戦だが、ころんでもタダ起きない。まずは連敗しないこと。福岡の戦いぶりを見ても、吹っ切ることで、活路も開ける。この3戦の複数失点から学んで、次ぎの勝利に活かす。相手の裏狙いのボールにただ慌てるのではなく、どう対処していくか。また、ひとつのミスで下を向くようなことでもしょうがない。強気の選手を起用して巻き返しを。勝負はこれからだ。

シュート数:11-12、CK:7-4、FK:20-18  得点: (福岡)田中、大久保  警告:永井、平瀬  (相手)山形、柳楽  (主審)佐藤隆治

(2008年5月25日 15:12) | トラックバック(0) | | 2008J2|
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