サテ対浦和2-0

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サテライトAグループ第8日 2006年8月13日(日) ベガルタ仙台2-0浦和レッズ ユアスタ仙台



萬代  関口
    (大柴)
チアゴ
(大久保)
梁  金子 清水    

左山 磯崎 渡辺 大橋
(村松)      
高桑
サブは、萩原、村中(Y)、村松、大柴、大久保。
前日のトップチーム、久々のホームでの勝利を受けてなごやかなムードのユアスタ。観客なんと4200人。 昨夜出場した、関口、梁、磯崎も出場。磯崎は白井、木谷が怪我のこともあり、センターバックに入った。

さて、久々に見るサテライトゲーム。浦和はほとんどが20歳以下の選手。ベガルタは中島や富田のトップチームでの起用もあったばかりで、選手のモチベーションは高いように見受けられ、若手の動きは良かった。また、春先と比べると新人の成長が感じられる試合だった。特に両サイドの、大橋、左山とも対人のプレーが厳しくなり、思い切り前目のポジションから積極的に上がって攻撃参加していた。

前半。浦和がほとんどプレスに来ないこともあって、終始ベガルタがボール保持、ワンタッチでのプレーをおりまぜ、パスをつないで次々相手ゴールに迫る。しかしラストパスの精度やシュートまでに手数掛けすぎが目立ち、攻めてる割にはシュートが少ないのが残念。5分、まずは梁が縦にクロスをいれ、キーパが直接キャッチ。10分、中央、萬代から左に振ってチアゴのクロスが入るが、中央であわせられず。14分、チアゴから萬代、上がった左山のシュート、オフサイド。15分、チアゴがエリア内でDF二人を相手にとことん粘り、最後なんとかパスを出すが、合わず。18分、縦1本に萬代がサイドから折り返し、中央でチアゴのシュート、しかしキーパ正面。惜しい。その後も攻めたて、フリーキック、コーナーのチャンスがあるが、攻め切れない。15分、梁から関口へ、中央でキープし、最後萬代のシュート、キーパー正面。ようやく28分、カウンターから梁が中央をドリブル突破、いったん清水に預け、エリア内でリターンを受けて、リフティングから中央萬代への浮き球、萬代ボレーで決めて先制。梁の相手を翻弄するプレー。

その後も、関口のドリブル突破などで攻めるベガルタ。浦和は散発のカウンター、エリア内には入れず、やむなくミドルを打つのが精一杯。梁と清水が運動量豊富にプレス。両サイドの守備もしつこくていい。37分、浦和陣内右30mでフリーキックのチャンス。チアゴのキックを磯崎が頭ですらし、こぼれたところを梁がダイレクトで決め2点目。40分にも、浦和のコーナーからのこぼれをカウンター。清水のロングフィードを関口が持ち込んで、自分でミドルシュートも、キーパ正面。梁、清水を基点にダイレクトパスで攻め込み、前線やサイドを走らせる小気味いい攻撃が続く。しかし、44分、浦和の速攻からゴールラインぎりぎりにクロスを通されひやり。前半危なかったのは、このシーンのみ。

後半。関口に代わり、大柴入る。浦和はプレスを早めにかけ始め、中盤が間延びて、疲れが見えるベガルタを、前半とは逆に押し捲る。3分、ゴール前で回されシュートされるが、枠外。押されるベガルタにあって、大橋が厳しいプレスからボールを奪うプレー。しかし、次第にセカンドボールが拾えなくなり、浦和の連続攻撃を許す。ただロングシュートが多く、高桑の守備範囲。10分過ぎてようやくベガルタもボールがつながってくる。15分、チアゴに代え大久保入る。盛んに裏に走りこみボール要求するが、パスが出てこない。19分、浦和がカウンターから簡単につないでシュート、高桑正面。25分、左山に代え村松入る。フリーキック、コーナーの見せ場が数回あったが今日は不発。30分、大橋から萬代、清水がもちこんでのロングシュート。

33分、押されっぱなしの後半で最大のチャンス。清水が突破してエリア内侵入、キーパ前でフリーの萬代にいいパスが通り、押し込めば入るシュートをキーパにパス。。。残念。35分、高桑のロングキックのワンバンをうまく大久保がひろい、そのまま左45度からシュート、キーパーが触って、コーナー。しかし、その後は決められず。浦和にも再三ゴール前に迫られるが、フリーでのシュートは渡辺、金子らが体を張って阻止、最後は大柴まで自陣に戻り守備、そのまま試合終了なんとか逃げ切った。

相手がユース年代とは言え、前半はベガルタが面白いように展開、いいところを見せた。後半は、疲れもあり押される展開ながら、1対1では逃げることなく勝負する守備は良かったが、疲れからパスミスが増えて、追加点は奪えなかった。大柴、村松の調子はいまいちだが、そのほかの選手は調子を上げてきている。


シュート数:10-16、CK:4-2、FK:25-15  得点:萬代、梁   警告:萬代 (相手)新井、ネネ、中村 主審:山岡弘明