サテ対札幌0-1 関口、村松がチャンスメーク大柴顔見世

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サテライトAグループ 2006年3月26日(日)ベガルタ仙台0-1コンサドーレ札幌 ユアスタ仙台



萬代

中島  関口
(大柴) (大久保)
村松 金子 清水
(富田)     
左山 池田 渡辺 大橋
(中田)    
萩原
サブは、小針、中田、富田、大久保、大柴。
札幌はフッキ、砂川が先発。後半清野などが出ていた。ベガルタは関口や村松がいい動きで、チャンスもそこそこ作っていたが、相手キーパーの美技もあり、先制できず。互いにボール支配する時間がある波のある展開。試合終了間際、フッキのもちこみに中央詰められて失点。大柴は後半30分から出場も試運転程度。

試合はお互いの左サイドを攻め合う。札幌は砂川やフッキがいる分、ボールが収まるが、ベガルタは、攻撃が単発的になりがち。しかし前半は中盤が良く動いてカバーしていた。開始早々、早い球回しからサイドを札幌にえぐられる。しかし中央渡辺、池田らが守る。8分、関口が相手左サイドのスペース走りこんで、クロスを上げる。今日の関口は運動量豊富に攻守に自由に動き回り、チャンスを作る。相手のマークが緩いとなかなかつかまらない。11分、相手のクリアミス、萬代左足でシュートもヒットせず。15分には清水がミドルシュート。清水はヘディングでのジャンプも高く、体調よさそう。

16分、関口がえぐって、最後は上がってきた右サイド大橋のシュート。20分、札幌がベガルタゴール前30mのフリーキック。フッキがけるが枠外。30分、そのフッキにひとりで持ち込まれエリアぎりぎりでファールで止め、フリーキックを与える。33分、萬代が左の清水にはたいて、自分が上がり、中央でクロスを帰されるが、間に合わず。

34分、左の村松がラインぎりぎりまでえぐり、高速クロス、萬代どんぴしゃタイミングで飛び込み頭を合わせるが、キーパーも一歩も動けないタイミング、決まったか?バーに当たる。決定的。長いキャンプをともにしたせいが、このふたりには連係が見られる。村松がサイドからノールックで蹴るとき、かなりいいタイミングで萬代が飛び込む。40分、札幌のカウンターを喰らい、プレスする間もなく、シュートまで打たれる。スピードある相手の攻撃への対処はトップチーム同様課題あり。44分には札幌のコーナーから萩原の頭上をループ気味にヘッドでとらえられるが、渡辺広大が間一髪クリア、相手の先制を阻む。

後半になると、中央で強引にゴールを狙っていた札幌のフッキがサイドに動いて、マークをはずれ、チャンスメークに回る。ベガルタも立ち上がり、村松のコーナーキック、清水から萬代へのスルーパスでチャンスを作るが相手キーパーに阻まれる。前半のフッキの強引な突破はしばしば止めていたベガルタも、ワイドに動かれて防戦一方。

7分、関口がエリア内でクリアミス、これを拾われてシュート打たれるが、枠外で助かる。疲れからか、ベガルタにパスミスやクリアミスが目立つ後半。15分には、フッキが中央がロングシュートを強烈に放ち、正面で受けた萩原もキャッチしきれないほど。17分、久々ベガルタが攻め、清水のポスト・キープから、駆け上がった金子がシュート。20分には、フリーキックから萬代がヘッドあわせ枠を捉えるが、キーパーはじき、こぼれるところ中島が詰めていたが、ホームラン。決定機。さらに直後のコーナーから萬代がうまくフリーになってヘッドも枠外。21分、関口に代わり、大久保。村松に代わり、富田入る。

26分、フッキに持ち込まれライン際から中央で待ち構えていた砂川へパスが通り、シュート打たれるも萩原クリア。28分、中島に代わり大柴入る。動きはまだ様子見状態。このあたりから札幌が少ないタッチでボールを回し、振り回されるベガルタ。ベガルタはカウンターからチャンスを作ろうとするが、フォローの動き出し遅く、前線が孤立してしまう。39分、左山から中田。40分、フッキが強引にエリア内侵入、折り返しに砂川が飛び込む失点。しかし、これで目がさめたか、札幌が引いてきたこともあり、ベガルタが両サイドから攻撃をしかけ、なんどがチャンスを作るが、最後まで相手をくずしきれず試合終了。

萩原:まずまずか。
左山:ポジジョン取りでは迷いがあったが、左足のキックは強くて正確。
金子:18歳とは思えぬフィジカル。中央ボランチ。司令塔には経験だけか。
村松:左足のクロスは萬代とのホットラインで面白い。時々難しいプレーする。
大橋:思い切りよく上がり、結構人にも強い。監督好みか。
池田:フッキも抑えていた。ヘッドは強い。
広大:決定的シュートを防ぐシーンもあり、気持ちが伝わるプレー。
中島:相手ボールカットしてシュートするのだが。初ゴールが待たれる。
富田:あまりボールに触れず。今日のキレはいまいち。
大久保:左で張って、スピードは相変わらずがいいが、フォロー少なく孤立。
中田:調整出場。上がりのスピードは別格

札幌のフッキはすぐ熱くなるタイプ。審判にもかなりやばい態度だった。左足一本でプレーするタイプなので、ごりごりマークすれば勝手に切れてくれるだろう。しかしキープカと強烈な左足は要注意。


シュート数:9-17、CK::5-4、FK:16-17、得点:砂川(札幌) 警告:池田、大柴 (相手)セバスティアン、フッキ 主審:佐藤隆治