サテ:対東京V1-1、対浦和2-1

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6 2005年5月15日(日)14:00東京V1-1 石巻運動公園


大久保 関口

松浦   中田
    (小山)

  秋葉(菅井)
大河内 根引 渡辺 三田
(山崎)   
小針
サブはGK森田、DF小山y、MF菅井、MF相原y、MF山崎y。
萬代はサテライト戦前節の退場により出場停止。布陣は予想。

体調不良で観戦行けず。記録とコーチの評。相手はユースが半分以上とのこと。それでもベガルタDFの評価は相手から見ても一定線いっていた模様だが、監督からはもの足らないとの評。トップのレギュラーが固まりつつある中、気持ちからアグレッシッブさが目で見える形でないと、チャンスなかなかめぐってこない。もうひとふんばり。
関口がFWで、松浦がMF登録で出場。この線はトップでもあるのだろうか。菅井や中田も怪我明けで出場できたのはいい兆候。

ベガルタの得点は中田、松浦とつないで大久保のゴール。ヴェルディは森本のPK。

シュート数:9-10、CK:4-2、FK:24-20。警告:根引、大久保、大河内。


9 2005年6月5日(日)14:00浦和レッズ2-1 仙台


関口 萬代
(山崎y)
   財前(小山y)
松浦   清水
(秋葉)    (大久保)
菅井
大河内 根引 渡辺 富田
 
萩原
前半のPK財前と後半の萬代にヘッドで、サテとしては今季初勝利。

前日のトップチームの大勝を受けてか、仙台スタジアムは3000人以上の観客。強い日差しが雲間から照りつけ、ピッチ上は蒸し暑いと思われる。手倉森、藤川、斉藤コーチがベンチにいるが、都並監督はひとり離れてスタンドから観戦。選手は中原、梁、磯崎らスタンドが来ていた。シルビーニョもいたらしい。

サテライトの試合はベガルタの場合、トップチームの状況を正直に反映する。トップがいまいちで自分たちに出場のチャンスがありそうだ、となるといい動きを見せるが、逆に上が好調でなかなか出番がなさそうとなると、如実にモチベーションが下がってくる。相手の連係がいまいちで勝利はしたものの、個々の選手のアピール度となると、気が抜けたビールのような選手も見受けられた。

きょうの相手、浦和はキャプテンマークでFWに入った元ベガルタの西谷を除くと20歳以下の選手ばかり。天候のせいか前半は互いにもっさりペース。ベガルタの方が、比較的ボールをつないで支配し、シュートチャンスを作る。浦和は受身からカウンター狙い。

前半15分、萬代がゴールライン際をドリブルで抜いて行き、シュート。初めて場内が沸く。直後16分には、エリア内に侵入した財前から逆サイド、ドフリーの萬代にやさしいクロスを貰いげ、ごっちゃんに近い状態だったが、ヘッドで合わせればいいところ、胸トラップしてしまい、キーパーに詰められてしまう。25分、には大河内がドリブルでサイドを上がり、最後は清水のシュート。これがコーナーキックとなり、押し合いの中でPKゲット。キッカーは財前。ワンフェークいれて、確実に決め先制。今日の財前は、ときどきスルーパスやクロスでいいところ見せるのだが、囲まれてボールを失うシーンもあり、求められているレベルからは、物足らない状態。

25分を過ぎると浦和が押し返してベガルタゴールに迫るも、渡辺広大、根引が安定して弾き、大河内も、以前よりかなり1対1に強くなった印象。菅井、松浦、清水の中盤も、そこそこボールをキープしているのだが、やや持ち過ぎの感があり、詰められてボールを失う場面が見られた。しかし菅井も完全に復調してきた。富田は例によって前に出るスピードはトップでも証明済み。しかし、いかんせん相手選手にぶちかましを食らうと吹っ飛んでしまう。

後半。清水に代わり大久保入りFW、松浦に代わり秋葉入る。関口が右サイドハーフに回る。開始直後に浦和のコーナーからヘッドを決められ同点。しかしベガルタも3分、右サイド財前のフリーキックから、根引が頭で折り返し、フリーの萬代が今度は確実に頭でたたきつけてゴール、勝ち越す。しかし、後半、浦和はワンタッチパスを多用、ベガルタのサイドを揺さぶる。が、フィニッシュのところがいまひとつで、決められない。西谷はじめ審判の判定にいらだっているうちに、リズムが崩れて。次第にまったりムードに。

ベガルタも中盤のプレスを受けて、なかなか有効なパスが出ない中、20分、40分とトップでDFにマークされた大久保が、いいジャンプでヘッドで枠を確実に取らえ、数少ないアピール場面を作った。また、萬代も相手DFをかわしての枠内シュートを打ったが、バーに阻まれる。33分に財前に代わり、小山が、43分には、関口に代わり山崎が入る。関口のスピードは健在。あとは誰が彼をいかすか。FWでせまいスペースでいるより、右サイドにいた方が得意のドリブルが生かせるような気がするのだが、終盤ではボールにあまり触れなかった。

さて、試合終了直前にGK萩原が西谷のまとわりつきで、ボール離せないでいると、これがファールとの判定。萩原が審判に抗議している間に、浦和がフリーキックを素早いリスタートで無人のゴールに入れたが、やり直しで、浦和の選手は怒ってボールを地面にたたきつける。いざこざの後、改めて壁を作ってのキック、西谷はホームラン。あいかわらずプリプリしながら西谷は去っていった。技術はあるわけだから、ベテランらしくクールに決めて浦和で一花咲かせてほしい。


シュート数:8-8、CK:2-8、FK:31-21。 得点:財前、萬代 (浦和)横山  警告:松浦 (浦和)赤星、サントス、西澤