にっき: 2007年9月アーカイブ
とりたてて、ヒップホップやダンスが好きという訳でもないんですが、最初の頃は、ラップの繰り返しリズムと、どれも似たような振りつけだなと感じていたのが、だんだん、踊りのバリエーションが増えてきて、着衣でかなりセクシーなもの(レゲエ)、ほとんどアスリート、運動能力で押すもの(トーマス旋回が出てきたのにはびっくり)、体の柔軟性でアピールするもの(女性が多い)、表現力豊かなちびっ子など、いろいろ見られて面白いです。
リズム感がいいとか、器用さ、だけでは認めてもらえない、様々な能力と鍛錬の結果を問われるみたいですね。おっさんの目から見て、服装ではチャラチャラした感じにみえるダンサー諸君も、鑑賞に耐えるダンスをこなすために、日頃はかなりストイックな生活なんだろうなと想像できます。
面白いのは、いかにも自由にやっているようで、結構、決まった「型」があり、これは○○系、これは○○に則っている、なんて解説があります。やっぱり、ダンスのような無形のものを他の人に説明するには、「型」が必要なんでしょうね。
それで、番組の中で、時々、用語解説の週があるんですが、未だに良く理解できていません。。。
世界柔道は、男子が壊滅的成績、女子もメダリストが次々敗退して、どうなるかと思っていましたが、最後は、世界一強いママこと谷亮子選手が、苦しみながらも、がっちりと金メダルを取りました。
出産でのブランクを経て、32歳での世界一と、日本の女子アスリートでは、ほとんど初めての例でしたが、ママは強し、などという一般論ではなく、谷選手個人の勝負への執念が生んだ結果だと思います。
類いまれな反射神経に、激しい練習の成果もありますが、たとえば、組ませてもらえないとわかったら、足だけでわざをかけてに行ったり、返し技を防ぐために、あまり組み続けないとか、クレバーな戦いぶりも世界一です。根性論だけでは、7連覇はできないでしょう(前回は出産で出場していませんが)。
そして、トヨタに入って、世界中の会場に大応援団を呼び込むのも、戦略としてあったと、前のオリンピックの頃、何かで読みました。勝つためなら、あらゆることを準備しているのです。凄いのひとこと。
勿論、応援するひとも、あれだけの勝ちっぷりを見せてもらえるのですから、やりガイもあったでしょう。
こちらの最後のふんばった3人の世界チャンプの写真(日刊スポーツ)、かなり濃いですが(笑)、心・技・体、尊敬に値するひとたちのショットです。
仙台には毎年9月上旬に、定禅寺ストリート・ジャス・フェスティバル、というライブ音楽のお祭りがあります。
もう17回目になって、最初はそれこそケヤキ並木で有名な定禅寺通り界隈だけで、やってたみたいだけど、今や市内中心部の主な通り沿いで、プロ・アマ700バンド以上が90ステージに分かれて2日間演奏します。
人出も70万人とかで、世界有数だそうです。ジャンルはジャズに限らず、クラシック、ソウル、クラシック、ゴスペル、J-POPなど多様。事前の審査もあって、レベルは高いですね。すべて無料で聴けるお祭りで、一部スポンサー独自の会場もありますが、基本的にボランティアの運営。それで、多分、場所割りが一番難しいでしょうね。700バンドの音量やジャンルを考えて、スケジュールを切っていくのは大変です。
今回も、ケヤキ並木の日陰のところは、小編成のスタンダードジャズ、公園やメインのビル前は華やかなビックバンド。そして、西日が当たって暑そうでしたが、公園広場はロック。やっぱり、太陽のエネルギーをぶっ飛ばすにはロックでないと。以前はデパート前で、少人数のクラッシックの演奏なんかもありました。少しの時間でしたが、そぞろ歩くだけで、幸せな気分になれる、一番好きなお祭りです。これが終わると、仙台は秋です。
台風9号。仙台の方は、まだ生暖かい風が吹き始めたところですが、関東方面は直撃で明日朝にかけて、たいへんですね。気をつけてくださいね。ディーバの方は、ミュージック・ステーションまで家にこもるそうですが。
台風上陸といえば陸上(何のこっちゃ)
世界陸上は、さんざんな結果ということですが、考えてみれば持ち記録が、世界水準とかなり離れているのだから、しょうがないんじゃないでしょうか。けいれんというのも、極度の緊張に大阪の熱帯夜連続が加わって、ありうることなのでは?
仙台では8月15日に37度になって、どうなることかと思っていたら、一週間ほどで、急に10度くらい下がり、夜は20度、窓クーラーで、いつもの仙台らしい晩夏となりました。しかし、大阪はずーっと熱帯夜や酷暑日に近い気温が続いているのですね。選手も大変だったと思います。
9月3日、NHKスペシャル「人事も経理も中国へ」が放送された。タイトルでは、人事と経理だけだったが、中心の話は、最もアウトソーシングになじまないと思われる総務の仕事を、中国にアウトソーシングする、某大手通販会社の話である。
たぶん、そんなに演出はないだろう。アウトソーシングの社命に抵抗するベテラン総務社員の動揺から、吹っ切るまでの様子を生々しく、会議の中まで入って描いている。これが全部演出だとすれば、相当な演技力だ。
自分たちにしかできない、少なくとも日本人にしか、社員にしかできないと思ったことが、中国人にいともたやすく(というか優秀な人達によって)、マニュアル化され、こなされていく。いまや大手企業の中には、生産現場だけでなく、人事、経理、そして総務の30%くらいまで、日本語に堪能な大連の会社によってアウトソーシングされるという。結果として何人かの日本人は職を失う。(番組の中での会社は、それによって解雇は無いとなっているが)
それにしても、自分が新入社員だった大昔、コンピュータ導入のお先棒をかつぐ役割となって、よく考えたものだ。「工場は自動化を進めて、別会社化への道を進む。事務系統もこのままだと、コンピュータ化や、人件費抑制のために、人が減らされる。営業は代理店に任せることが可能。そうなると、結局、最後に残る『会社』の実態というか主体は何なんだ?」
オーナー会社でも、公開会社でもない、その会社での「会社の主」って、誰なの、と。
昔は、コンピュータによって仕事を奪われるという脅迫観念があったが、それほど事態は深刻にならなかった。コンピュータによって、むしろ余計な紙や資料がやたらと増え、「仕事の整理、マニュアル化」はさほど実現しなかったからだ。その後、経営上の理由によって、事務処理スピードをストップウォッチで計るという、荒唐無稽なコンサルタントが導入されたらしいが、成功したのかは知らない。それよりは、むしろ中国へのアウトソーシングの方が、まだ成功するだろう。費用対効果という意味では。しかし、結局は人件費抑制と、職場の喪失がその後に来る。
みんながみんな、経営者や自由業に向いているわけではない。採用時の職種とその後の職種が大幅に変わるのは、契約の観点からどうなのか。日本では、採用を契約とは見なさない、不幸な慣習がはびこっている。それでも終身雇用ならまだいいが、そんな会社も希少になっている。コストも重要だが、人と人をつなぐ部分まで、アウトソーシングして、その会社の本体って何、何を売っているのと、と問いたくなるが。。。それほどにコスト競争が厳しいということなのだろう。
