秋のドラマはまずまず

この秋はけっこう面白いドラマをやっている。少し嫌味な言い方に聞こえるかもしれないが、TRICK風のフジ「ガリレオ」、前回の続編フジ「医龍2」(原作にないオリジナル脚本らしい)、孤島モノで裁判官を描いたNHKの「ジャッジ」(オリジナル脚本)の3本は、素直に楽しみに見ている。

視聴率的には、どうかしらんが、それぞれ、科学的謎解き、超人的心臓外科手術、ひとりで全部裁く島の裁判官という、本線の話にからめた人間模様とか、医療制度の問題提起とか、肉付けが分かりやすく、一話完結でエピソードが感動できるように作られている。最初は少々、人気俳優に頼った配役かな、とも思っていたが、実際演技にも力が入っていて、そんなに浅くない。

ところで、医龍は、原作の漫画の絵を見ると、坂口憲吾よりはかなりヤサ男だが、テレビ版はまた、別人格と思っていいだろう。ガリレオの原作「探偵ガリレオ」の方では、どうなっているのか。まさが福山雅治風ではないと思うのだが。。。。