ドラマ・映画: 2007年10月アーカイブ

この秋はけっこう面白いドラマをやっている。少し嫌味な言い方に聞こえるかもしれないが、TRICK風のフジ「ガリレオ」、前回の続編フジ「医龍2」(原作にないオリジナル脚本らしい)、孤島モノで裁判官を描いたNHKの「ジャッジ」(オリジナル脚本)の3本は、素直に楽しみに見ている。

視聴率的には、どうかしらんが、それぞれ、科学的謎解き、超人的心臓外科手術、ひとりで全部裁く島の裁判官という、本線の話にからめた人間模様とか、医療制度の問題提起とか、肉付けが分かりやすく、一話完結でエピソードが感動できるように作られている。最初は少々、人気俳優に頼った配役かな、とも思っていたが、実際演技にも力が入っていて、そんなに浅くない。

ところで、医龍は、原作の漫画の絵を見ると、坂口憲吾よりはかなりヤサ男だが、テレビ版はまた、別人格と思っていいだろう。ガリレオの原作「探偵ガリレオ」の方では、どうなっているのか。まさが福山雅治風ではないと思うのだが。。。。

どうせ、同じような展開なんでしょ、と思いつつ見ていると引き込まれるのが、「医龍2」。前回は白い巨塔的展開だったけど、今回は原作とは離れてオリジナルのシナリオらしい。

こんなブラックジャックみたいな心臓外科医がいるわけない、漫画だ、と思いつつ、何かリアルさを感じるのは、ちゃんとした本物の心臓外科医の先生の監修があるせいか。それでも、心臓を裂いて、中に手を突っ込んで、病巣を指先で確認する、なんてありえねーと思うのだが、そんなもんなのでしょうか。切り違って、血がどぴゅーと吹き出るのも、怖いわ。

今回のスペシャルも同時出術とか、やり過ぎの感ないわけでもないが、やっぱりドラマだから、これくらいは、やらないとね。
ともかく、主役の坂口憲吾が自分の代表作にしたいと張り切っているのがいい。夏木マリさんは、白衣を着こなして相変わらずかっこいいし。

また、毎週、見てしまうことになりそう。

「おー」と、うなりつつ深夜の「新世紀エヴァンゲリオン」のテレビアニメを見てたいのが10年前。その後、劇場版も見たが、付帯事項を調べず、作品だけで鑑賞しようとする我が意固地のために、なかなか分かり難かった。今は、そういう人のために、辞典サイトが出来ている。ありがたい。

今度は久しぶりに劇場版が見られるのというので、聖書や漫画の方に疎くても、すっと分かる解決編なのかと思ったら、初めて見る人向けに、最初から物語を起こすものだった。そういや、タイトルも「新」世紀でなく、「新」劇場版とある。世紀末だったテレビ版のときから10年、もう21世紀になっちゃったしね。

ということで、既に昔のテレビ版を見た人には、ストーリー的には復習となる。
それでも、あちこち忘れかけているおっさんには、ありがたい。公式サイトの方には、いかに技術的に手をかけているか、の解説があるが、昨今のCGを駆使したアニメを見ていると、申し訳ないが、これであたり前みたいに思ってしまう。が、たしかに、色・質感はさすがだ。スポンサーのグッズがやたらとリアルに出てくるのもご愛嬌。それに、テレビの時の時間のなさからくるバタバタ感が抑えられて、じっくりと見られる。

巨大三角錐のような使徒が、いろいろな形に変形していく様が、特に好きなのだが、これって他の映画でもなかっただろうか。巨大な金属風の物体が秒速で変形していく様は、4次元的で、SFっぽくていい。次回作、「破」も楽しみ。



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